はじめに
最近オンゲキやArcaeaとコラボしたり、日本の配信者がプレイしたりと、日本でのDJMAXの知名度が上がってきているのを感じます。
SNSを見ても最近始めた・始めようか迷っているという人が増えており、PC音ゲーの布教活動をしている自分としては嬉しい気持ち…
しかし、PC音ゲー自体初めてという人も多かったり、DJMAX特有の要素もあったりと初見では分かり辛い部分も多かったりするのではないでしょうか。
この記事ではDJMAX RESPECT Vをこれから始めようと考えている人向けの解説を行いたいと思います。
DJMAX初心者向け記事一覧
今回はDJMAXの魅力についての紹介と、購入する前に確認すべき注意点について解説を行っています。
DJMAX RESPECT Vの魅力について
この記事を見ているということは既にDJMAXについて多少なりとも知っていると思われるのですが、自分の思うDJMAXの魅力について紹介しておこうと思います。
魅力的な楽曲がたくさんある(しかもムービー付き)
シンプルに良い曲が多い!なんと現在合計700曲超もの楽曲が収録されています。歴史が長いだけあって、PC音ゲーの中でも随一の収録楽曲数です。
しかもほとんど全曲にハイクオリティなムービーが付いてます。
これだけ曲数が多いので必ず好みの曲が見つかると思うのですが、逆に探すのも大変だと思うので、有名かつ個人的にオススメな曲を紹介しておきます。
- Tic! Tac! Toe! – V EXTENSION 3収録
自分が人にDJMAXを勧めるときに必ず教える曲はこちら。日本の音ゲーにはあんまり無いK-POPですがめちゃくちゃキャッチーで良い曲です。
- glory Max – to the MAXimum-:V EXTENSION 5収録
もう一つ紹介するならこちら。こっちはムービーのクオリティがとにかくすごい。
内容は背景を知っていないとよく分からないのですが、簡単に言うと「第一部最終回」みたいな感じです。知っているとエモいし、知らなくても普通にアニメとしてクオリティが高い。
曲自体にも過去曲の引用があったりと、とにかくファンサービス全開の曲だったりします。DJMAXにハマってきたら是非詳細を調べてみてください。
なお、ほとんどの曲がDJMAX ARCHIVE(公式YouTube)で聞けるので、こちらで好みの曲を探してみても良いと思います。本当はもっと色んな曲を紹介したいのですが、それはまた別の機会に…
ざっくり雰囲気だけ知りたい!という場合はDJMAX Official(公式YouTube)で各DLCごとにプレビュー動画があるので、こちらを見ると手っ取り早いと思います。
譜面数が豊富
楽曲数も豊富なのですが、なんと1曲あたり最大16種類もの譜面が実装されています。
DJMAXには4ボタン・5ボタン・6ボタン・8ボタンと異なるモードが存在し、それぞれのモードにNORMAL・HARD・MAXIMUM・SCの最大4つの難易度の譜面が実装されています。

(初期の曲には一部難易度が実装されていない場合がありますが、最近の新曲には全難易度実装されており、過去の曲にも随時譜面が追加されています)
ボタン数によって譜面の性質も全く異なるので、同じ楽曲でも違った感覚で楽しめるのが面白いポイントです。
しかもミッションモードではさらに一部楽曲に特別な譜面が用意されていたりも…
とにかくコンテンツが豊富で、簡単には遊び尽くせないほどのボリュームがあるのが魅力の一つです。
ほぼ全曲にキー音がついている
一部コラボ曲や版権曲にはキー音が付いていないのですが、基本的にはほぼ全曲にキー音が付いています。昔ながらの音ゲーらしく、キーを押すと楽曲の音が鳴ります。
今やキー音付きの音ゲーも少なくなってしまいましたが、音ゲーとして演奏感を重視する方にはこれも嬉しい所ではないでしょうか。
PCキーボードで快適に楽しめる
DJMAXに触れる前まではPCキーボードで音ゲーをした事が無かったので、キーボードで音ゲーをするというのがなんとなくイメージが付き辛かったのですが、実際プレイしてみると思った以上に快適で楽しいです。
例えばBMSなんかは基本的に専用コントローラーでプレイする前提で譜面が作られており、キーボードでプレイすると特にスクラッチの操作に無理が生じたりすると思います。
しかし、DJMAX RESPECT Vは元からPCキーボードでプレイする事を前提で譜面も設計されているので、PCキーボードで快適にプレイすることができます。
ただし、快適にプレイするためにはキーボードが複数キーの同時押しに対応している必要があるなど、いくつか注意点もあります。(詳しくは後述)
ギャラリーやMV鑑賞モードなど、家庭用ゲームならではの要素も充実

個人的に地味に嬉しいのが、ギャラリーの存在です。楽曲をプレイすると解禁されていき、スチルや設定資料などが見れます。
昔の家庭用のポップンや弐寺にもこういうのがありましたが、なんとなく眺めているだけで楽しいので好きです。
また、(ほぼ)全曲ムービー付きと言いましたが、楽曲をクリアすればムービー単体で鑑賞することもできます!

プレイ中はじっくり見れないので、こちらで単体で見れるのはありがたいです。
始める前に確認すべきこと
DJMAXの魅力を紹介した所で、次はDJMAXを始める前に確認しておくべき点について触れておきます。
PCのストレージ容量が足りているか
音ゲーなので要求スペック自体はそれほど高くは無いのですが、地味に気をつけるべき点として、このゲームは容量がかなり大きいです。そのため、事前にストレージに空きがあるかは確認しておいた方が良いです。
2025/06/21現在、なんとゲーム本体で73GBもの容量があります。
これは700曲以上もの楽曲とムービーデータが全て本体に同梱されているためです。
キーボードが複数キーの同時押しに対応しているか
音ゲーのため高難易度になると必然的に複数キーの同時押しが出てくるのですが、キーボードによっては複数キーの同時押しに対応していない場合があります。
以下のような同時押しをチェックできるWebアプリで、今使っているキーボードが同時押しに対応しているか確認してみましょう。
押している部分が反応して赤く光るのですが、キーを順番に押していって一定以上のキーが押されると反応しなくなるキーが出てくる場合は同時押しに対応していないということになります。
対応している同時押しキー数はキーボードによって様々で、特定パターンの同時押しで反応しなくなるという場合もあります。
同時押しに対応している場合は、以下のように6つキーを同時押ししても全てのキーが赤色に光るのが確認できます。

DJMAXの場合、モードによりますが最大10キーまでの同時押しがあり得るため、10キーまで同時押しできると安心です。
同時押しに対応していなかった場合
残念ながら同時押しに対応していない場合、DJMAXを快適に遊ぶのは難しいです…。
なので、基本的には同時押しに対応したキーボードに買い替えるという必要があります。
キーボードを買う場合は、Nキーロールオーバー対応と記載しているものを買えば基本的には大丈夫です。あとは無線の場合は遅延が発生してしまうため、必ず有線接続のキーボードにしましょう。
Nキーロールオーバー対応とは全てのキーの同時押しに対応しているという意味で、同時押しのキー数や特定パターンの同時押しの制限が無いということです。
安いものであれば6,000円程度でも売っていますが、平均としては10,000~20,000円くらいはします。
安いものでも使えないということはないと思いますが、高いものは相応にデザインや打鍵感が良かったり、LEDライティングなど付加機能が充実していたりします。
安い買い物では無いので、家電量販店などで一度試しに触ってみることをオススメします。ヨドバシカメラのキーボード売り場とかでは結構色んなキーボードが触れたりします。
キーボードを選ぶ基準は他にも色々とあるのですが、詳しくはまた別途記事を書く予定なので、ここでは一旦個人的にオススメなキーボードをいくつか紹介しておきます。
2025/06/21現在Amazonで19,250円

今使っているキーボードに乗り換える前にしばらく愛用していたキーボードです。
このキーボードを推している理由は「ロープロファイルスイッチ」という通常のキースイッチよりもストロークが短いスイッチを搭載している所です。
一般的なメカニカルキーボード(Cherry MX 赤軸)のキーストロークが4.0mm前後、AP(アクチュエーションポイント:キーが反応する位置)が2.0mmなのですが、このキーボードはキーストローク3.2mm・AP1.2mmと一般的なキーボードよりもかなり短いです。
APが短いとその分キーを押したときの反応が早いためより直感的に操作ができ、ストロークが短いと打鍵でリズムが取りやすくなり、よりAC音ゲーに近い打鍵感になります。
前面印字をオススメしているのは打鍵によってキーの印字がハゲにくいからで、フルサイズをオススメしているのはDJMAXにおいてテンキーを使うとプレイしやすいキー設定にできるからです。(詳しくは実践編で解説予定)
欠点としては打鍵感が若干安っぽい所です。プラスチックっぽいペチペチとした音がなります。
そういうものだと思えば大して気になりませんが、最近は打鍵感の良いメカニカルキーボードが数多く増えているため、この値段ならもう少し高級感のある打鍵感が欲しい所…
2025/06/21現在Amazonで23,490円

自分が今使っているキーボードで、現状最もオススメしたいキーボードです。
- 希少なラピッドトリガー対応かつ日本語配列のキーボード
- ホットスワップ対応(はんだ付けなど分解作業なしでキースイッチの交換が可能)
- 打鍵感がとても良い
- デザインが今風にシンプルで良い
- キー割り当てが自由に変更でき、3つまでのプロファイルを切り替え可能
- ラピッドトリガー対応キーボードとしては安くてコスパが高い
ラピッドトリガーとは、簡単に言うと「どこまで押したらキーが反応するか(≒AP)」と「どこまで離したらキーを離した判定になるか」を自由に設定できる機能です。
元々FPSゲームで注目された技術で、FPSだと後者の「キーを離す判定距離」を設定できるのが強みとされているのですが、音ゲーではどちらかと言うと前者のAPを自由に設定できる方が普通に便利です。
自分はキースイッチの内部にスペーサーを入れてストロークを短くした上でAPも短く設定し、擬似的にロープロファイルキーボードのようにして使っています。
また、キーの割り当てを自由に変更できるため、Enterキーに他のキーを割り当てて、Enterキーでサイドトラックを押せるようにしています。(DJMAXでは通常Enterキーをゲーム内で使用する設定でにはできない)
打鍵感も非常に良く、最近流行りのコトコト系のキーボードです。配信でも使っているので、こちらで聞いてみてください。
ラピッドトリガーを使いこなすにはカスタマイズや設定を練る必要があるため初心者には若干オススメし辛いのですが、とことん快適性を追求したい人には是非オススメしたいキーボードです。
欠点としては、LEDライティングの設定の自由度が低い所くらいでしょうか…
PC音ゲー専用キーボードという選択肢もある
数万するキーボードはちょっと手が出ない…という方や、わざわざ別途キーボードを増やしたくないという人も居るかと思います。
そんな方にオススメなのがPC音ゲー専用キーボードです。
最近格ゲー界隈でも「レバーレスコントローラー」という名の実質格ゲー専用キーボードが流行っていますが、それの音ゲー版と言っても良いです。(ちなみに、レバーレスコントローラーでもボタン数が足りていれば音ゲー用に使う事も可能です)
中でも有名で使用者が多いのがSayoDevice CM51+で、アリエクで5,000円程度で買うことができます。(Amazonでも売ってますが、アリエクのほうが圧倒的に安いのでアリエクで買って下さい)

なんとこの価格でラピッドトリガーに対応しています。また、余計なキーが付いていないのでキーの押し間違いをしにくいというメリットもあります。
欠点としてはキー配列が横一列のため手が大きい人にとってはやや押し辛いことと、設定画面が取っ付きづらい所です。
Webの設定画面からキー割り当てやラピッドトリガーの設定の変更などができるのですが、若干ごちゃごちゃしており分かり辛いです。

こういった機械の設定に苦手意識がある方には向かないかも知れません。
格ゲーもやりたい!という人にはHaute42 S16も良いと思います。8Bをやるにはボタン数が足りないですが、サイドトラックを親指部分に配置すれば6Bまではプレイできると思います。

なお、この手のキーボードは一昔前まではGAMO2 K28が有名だったのですが、正直今買うにはコスパが悪すぎるのでオススメしません。

自分も持っているのですが、打鍵感が硬すぎて指が痛くなったりします。
スイッチも普通の赤軸なので特別ゲームに向いているという訳でもなく、今これを買うくらいなら上記のような安くてゲーム向きの専用キーボードを買うか、普通にラピッドトリガー対応の高級キーボードを買うほうが良いと思います。
おわりに
以上、DJMAXの紹介と購入前に気をつけておくべき点の解説でした。
次の記事では、実際に購入する際にどのDLCを買えばよいかなどを解説を行っています!


